原文比較
独見
孫子曰兵者國之大事也
孫子曰く兵は國の大事なり
孫子が説く、軍事というものは領地を守るために大事なことである
竹簡
孫子曰兵者國之大事也
(孫子)曰く兵は國の大事なり
古文孫子
孫子曰兵者國之大事也
孫子曰く兵は國の大事なり
魏武注孫子
孫子曰:兵者,國之大事
孫子曰く:兵は、國の大事
宋本十一家注
孫子曰:兵者,國之大事
孫子曰く:兵は、國の大事
孫子曰く:兵は、國の大事
註釈
魏武注孫子
魏武注なし
宋本十一家注
孫子曰:兵者,國之大事
- 杜牧曰:《傳》曰:「國之大事,在祀與戎。」
杜牧曰く:《傳》曰く「國の大事は、祀と戎に在り。」
杜牧が説く、傳に「国の重大な事柄は、祭祀と軍事にある」と説かれている - 張預曰:國之安危在兵。故講武練兵,實先務也。
張預曰く:國の安危は兵に在り。故に武を講じ兵を練する,先ず實を務むる也。
張預が説く、国の安全と危機は軍事にある。だから武術を講じ兵を訓練する(軍事訓練や武術の修練を重視し、常に戦いに備える態勢を整える)ことは、実に最優先の事業である
十一家注孫子 : 十一家注孫子一 - 中國哲學書電子化計劃
コメント